再生医療でも話題の「PRP療法」を知っていますか?

あなたは再生医療でも話題の「PRP療法」がどのようなものか知っていますか?

 

そもそも再生医療とは
誰もが生まれながらにして持っている
自然治癒を利用した治療法です。

その中で既に実際の治療に使われている
PRP(多血小板血漿)療法となります。

元々は皮膚科の難治性皮膚潰瘍や火傷、
糖尿病の人の壊疸、歯科の歯槽骨や歯肉の
再生促進に使われてきました。

機能が低下している部位にPRPを注入する事で
皮膚の細胞が活性化されるのです。

PRP皮膚再生医療は血液中の血小板が持つ
「成長因子」を作り出す働きにより
皮膚の再生を促し、
ニキビ跡の肌再生に効果的な治療法
なのです。

 

血液中の血小板が持つ成長因子がいくつか知っていますか?

 

FGF・・・真皮にある繊維芽細胞というコラーゲンを作り出す細胞に働きかけ、成長と増殖を促します。

EGF・・・肌のターンオーバーつまり生まれ変わりを促す作用

PDGF・・・表皮増殖因子。表皮の細胞の成長促進、ターンオーバーを促し肌を整えます。

VEGT・・・血管内皮細胞を増殖・新生する働きがあります。

TGF-β・・・コラーゲン、エラスチンの働きも強化し肌に弾力を与えます。創傷治癒を促進します。

これらの成長因子はいずれも傷を治したり、
細胞を新しくしたりコラーゲンを作りだしたりと
血管やお肌の若返り効果が期待出来る成分です。

後ろにGFが付いているものが
”グロスファクター”と言われる成長因子の成分です。

 

具体的にPRP療法では何をするのか?

 

実際にクリニックへ出向き施術をしてきましたので
レポートさせて頂きます。

流れ…

1カウンセリング

2血液採取(5本程とりました)

3一週間後の再予約をします
この一週間の間に採取したPRPを
濃縮培養し濃度や量を増やしてくれます。

4皮膚麻酔をします(30分程放置)

5麻酔を全部取られます。

6気になる部位に直接注射で注入していきます。
どのような痛みかと言うと、まさに
注射器の針で奥まで刺されているそのままの痛みです。

 

PRP療法のダウンタイム

 

腫れが結構ありましたので、
マスク無しで外出は不可能で施術3日目くらいまでは
本当に目元と頬がパンパンで
顔が1.5倍くらい大きくなりました。

内出血はそこまでありませんでしたが
とにかく腫れが酷かったです。
赤みは特に気になりませんでした。

腫れが引いてマスクを取って普通に過ごせるかな
と思ったのは施術後5日目です。

5日目も若干腫れていましたが浮腫んでいるのかな?
くらいの程度に収まっていたので問題はありませんでした。

PRPを注入して徐々に成長因子が活性化され
コラーゲン生成されるまで目に見えて分かる効果は
一ヶ月程経過した後のことです。

 

PRP療法の効果効能

 

1ヶ月経過した状態のお肌はまずハリがかなりあります。
ほうれい線や目元のシワなんかは
ハリのおかげでだいぶ目立たなくなっています。

そして肌質も肌触りもツルツルして
コラーゲンが生成されているのが実感できるレベルです。

そしてニキビ跡に対してですが頬に凹みがあったものは
肌全体にハリが出たおかげで凹みも浅くなった感じで、
今まではたるんでいた凹みがピーンと
張ってきているような感じです。

※画像はイメージです

PRP療法の価格

 

私は全顔行ったので1回18万円でした。
18万円でどこまでの効果があるのか?
期待するところでもありますが
これまでも数々の再生治療を行ってきた私からすると、
まあ気持ち程度に良くなればいいかなと思っている所です。

さて、今回はPRP療法について
ご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。

セルフ治療だけではなく、
クリニックでの治療なども引き続きこちらに
アップしていきますので是非またご覧下さいませ。