月面の様なボコボコとした
クレーター肌に悩んでいる方は必ず一度は、
「レーザー治療したら良くなるかな。」
なんて、思ったことがあるのではないでしょうか。
レーザーと一言でいっても種類がありますし、
それに伴うリスクももちろんありますので
そのレーザー治療についてお話させて頂きます。
レーザーで、お肌の表面に0.1mm程度の小さな穴を
無数に開けて皮膚細胞の入れ替えを行う治療法です。
レーザーにて意図的にダメージを与えて
再生能力を高めてターンオーバーを早急に促します。
フラクセルには2種類の波長があり、
1927nmの波長は、
お肌表面のトラブルを解消する
”美肌治療”に特化した照射方法です。
しわ、くすみ、小じわ、お肌のごわつきなどといった
肌表面のケア、軽度のニキビ跡と毛穴の開きにも有効です。
1550nmの波長は、
レーザーが真皮まで照射して
クレーター状のニキビ跡を治療し、
レーザーの熱エネルギーによって、
ダメージを受けた肌細胞は細胞分裂が活発化し、
”コラーゲンの生成”を促します。
コラーゲンの生成が促される事によって
クレーター上に窪んでいたところが、
ふっくらと盛り上がってくるのです。
また症状によって深さ(エネルギーレベル)と
肌の入れ替え率(トリーメントレベル)も調節出来ます。
エネルギーレベルは4~70mjまであり、
25~70mjではニキビ跡の治療をする事ができます。
トリートメントレベルも5%~48%まで
調節する事が出来ますが、
入れ替え率が上がるほど、赤らみや痛みも大きくなり
ダウンタイムも長くなるので、注意が必要です。
顔面全体に光を照射する光治療です。
光の照射によって、
コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
コラーゲンやエラスチンは、
肌のハリや弾力の元となっている成分なので、
生成を促す事で弾力アップは期待できますが、
クレーターへの効果は薄く、
シミくすみ改善し透明感のある明るい肌へと
導く事が期待できます。
照射されると水分に反応して皮膚組織を蒸発させます。
反射作用によって皮膚表面の古い角質が剥がれやすくなり、
お肌の新陳代謝を正常に戻す効果があり、
お肌の深部までレーザーが届きます。
ヤグレーザーには2種類あり
ネオジムヤグレーザーと
エルビウムヤグレーザーがあります。
ネオジムヤグレーザーは、
532nmと1064nmの波長があり
肌の浅い層のシミそばかすや
深い層の入れ墨まで治療する事が出来ます。
エルビウムヤグレーザーは、
2940mnの波長でクレーターなどの重度の
ニキビ跡の治療ができ真皮にピンポイントで届きます。
・ケミカルピーリング
皮膚に酸性の薬剤を塗り角質を溶かして
剥がしやすくし、ターンオーバーを高めます。
・カーボンピーリング
超微粒子のカーボンを皮膚に塗って
赤外線レーザーを照射し、
古い角質や毛穴の汚れを燃焼させます。
・ダイヤモンドピーリング
ダイヤモンドの微粒子が付着したソフトスポンジで
皮膚の表面を研磨します。
・クリスタルピーリング
参加アルミニウムの微粒子を
肌に高圧で吹き付け角質を削ります。
ピーリングは、どれも
肌の表面の角質を取り除きますが、
真皮に到達したクレーターには期待ができません。
細かい針が付いたローラーをお肌の上で転がして
皮膚に小さな穴をあけてその穴を修復する事によって、
お肌の再生を促す治療法です。
シミ、しわ、クレーターなどのお肌トラブルに有効です。
様々な、クレーター治療をご紹介しましたが
例えこれらでお肌が綺麗になったとしても、
欠かせないのが基礎化粧品です。
またこちらには書ききれなかったダウンタイムなどの
デメリットもあるのでクレーター治療を受けられる際は、
しっかりとまずはカウンセリングを受け
自身のお悩みや生活スタイルなどにあったものを
選択して下さいね。