お顔のムダ毛処理で、ニキビを克服しましょう!

こんにちは、あいびのすずのです。

暑い季節になり、
ノースリーブやワンピースなど
露出が増えるこの時期「こんな所にムダ毛が(>_<)」
なんて気づいてしまう事ありませんか?

ムダ毛処理というと、
腕や脇、VIOが一般的なイメージですが、
お顔の産毛処理は万全でしょうか?

実は、お顔のムダ毛=産毛処理をすることで
ニキビ予防になるだけでなく、
こんなメリットも得られます。

・化粧乗りが良くなる
・お肌のトーンがアップする
・毛穴開きや黒ずみ毛穴が改善できる

今回のお役立ちコラムでは、
お顔のムダ毛=産毛処理をすることで、
ニキビができにくくなる理由と、
正しいムダ毛処理の方法について
ご紹介していきます。

 

■ニキビに強いお肌になるには、
ムダ毛処理が必須!


 

そもそもなぜニキビができてしまうのでしょうか?

ニキビは毛穴に皮脂やメイク汚れがつまり、
この汚れが雑菌やアクネ菌の餌となって毛穴の中で
繁殖してしまうことで炎症や化膿=ニキビに繋がります。

問題は、雑菌を毛穴に導いているのが
顔の産毛ということ…。

産毛にはホコリが付きやすく、皮脂が詰まる過程で、
どんどん毛穴の中に汚れが吸着していきます。

産毛が肌汚れや雑菌増殖の原因になるため、
顔の産毛を剃ることで、ニキビができにくい清潔なお肌に
近づくことが出来るのです!

 

■「産毛を剃りたいけどニキビが…」
どうしたらいいの?


顔の産毛を剃ることで、
ニキビ肌の改善に繋がることをご紹介してきましたが、
気になるのは「ニキビ肌で産毛の自己処理をしてよいのか」ですよね。

「どこまでカミソリをあてて大丈夫なのか」
「かえって、お肌を痛めてしまうのでは?」
という不安もあるかと思います。

実は、お顔のムダ毛処理をして良いニキビ・してはいけないニキビがあります。

◇白ニキビ・黒ニキビの場合
角柱が毛穴に詰まって白く盛り上がった状態=白ニキビ。

先端が酸化して黒ずみ、毛穴が目立つ黒ニキビは、
まだお肌が炎症していない状態です。

なので、白・黒ニキビであれば、
産毛と一緒に剃っても・カミソリをニキビにあててしまっても
問題ないと言われることもあります。

ただし、カミソリで剃ることにより、
ニキビに雑菌が侵入して炎症を進めてしまう可能性も…。

できる限り、ニキビを避けてムダ毛(産毛)を剃るか、
ニキビのある個所は慎重にカミソリ進めてみてください。

◇赤・黄色ニキビの場合
【ニキビが落ち着くまで待つ】

白・黒ニキビが進行して、赤く熱を持ったように痛い赤ニキビ。

さらに、黄色い膿がたまってずきずきと大きくなってしまった
黄色ニキビの場合、お肌が炎症しています。

痛くて目立つし、悩ましいニキビですよね。

この状態でカミソリをあてるとニキビが潰れて、
雑菌が入り込み、余計に炎症が収まりにくく
なってしまいます…。

色素沈着によるニキビ跡も長引きやすくなるので、
赤・黄色ニキビの状況が改善するまでは、
カミソリなどによる産毛処理は避けましょう!

 

■万が一間違った顔のムダ毛処理をすると…こんなデメリットが


なぜニキビがある時のムダ毛処理に
慎重になる必要があるのでしょうか?

それは、ニキビ跡に繋げないためです。

お肌がニキビで炎症を起こした状態になると、
お肌の中ではこんなことが起きています…!

1:ケラチノサイト(表皮細胞)が刺激を察知。

2:プラスミンなどの情報伝達物質を仲介して、
メラニンを作るメラノサイトが活性化。

3:メラノサイトの中で、
メラニンがどんどん作られる結果、

シミのような茶色いにきび跡に。

ですが、赤紫~赤黒いニキビ跡になることもありますよね。

このケースでは、
真皮の中にある毛細血管が破壊されて出血し、
周囲の組織に染み込んだ状態です。

どちらにしても顔の産毛を処理する際に、
カミソリで肌刺激が増したり、
万が一炎症を起こしているニキビを巻き込んだりして
出血してしまうと…。

長引くニキビ跡に繋がりやすくなります。
ニキビのあるお肌でムダ毛処理をする際には、
次の手順を参考に実践してみてください。

 

■ムダ毛処理の正しい方法手順紹介


ニキビのあるお肌でも安心して行える、
顔の産毛自己処理の方法は?
詳しく見ていくことにしましょう!

1:ぬるま湯で洗顔をしてからがおすすめ

なぜ洗顔後のシェービングが最適と言われるのでしょうか?

それには理由があります。

洗顔をして清潔な状態でシェービングをすることで、
雑菌の侵入を防げますし、
産毛が水分を吸って剃りやすい状態になるからです。

2:顔をあたためる

蒸しタオルを1分ほど顔にのせて肌をあたためてあげると、
お肌が柔らかくなり、乾燥した状態よりも低刺激で
シェービングができます。

お風呂上りでお肌が柔らかい場合は、
蒸しタオルは不要です。

3:シェービングクリームを塗る

お顔のシェービング後に赤くなったり、
かゆくなったりしたことはありませんか?

そういった肌トラブルは、
シェービングクリームを使うことで軽減できます。

シェービングクリームは、
産毛の向きと逆方向に塗るのがポイントです!

こうすることで産毛が逆立って、
きれいに剃りやすくなります。

4:産毛の向きそってシェービング

産毛の向きにそって、
シェービングをしていきましょう。
シェービングの際には、
片手でカミソリの進む方向の反対側に
ピンお肌を引っ張りながら剃ると、
そり残しも少なくスムーズに進みます。

5:剃る順番を抑えましょう♪

基本の流れは、
おでこ→頬・こめかみ→鼻・口→
アゴ(フェイスライン)です。

おでこ、鼻、口、アゴ…上から下に向かって剃る
頬…内側から外側に向かって剃る

6:クールダウン&保湿

お顔の産毛の処理後は、
冷たい冷水やタオルでしっかりとお肌を沈めてあげます。

これには理由があり、
クールダウンをすることで毛穴が引き締まって
雑菌などが入り込みにくくなります。

クールダウンの後は、
保湿ケアもいつもよりも贅沢に行ってみてください。

カミソリで産毛を剃ったあとのお肌は、
産毛だけでなく皮脂や角質まで一緒に落ちるので、
とても乾燥しやすく敏感です。

できるだけ低刺激の基礎化粧品を使いながら、
たっぷり保湿ケアをしましょう。

6:週に1回のペースで

あまり頻繁に産毛を剃ると、
お肌に負担をかけてしまいますから、
週に1回のペースを基本にケアしていきましょう!

 

■まとめ


ニキビ対策におすすめの顔のムダ毛(産毛)処理のメリットと、
その方法についてご紹介してみました。

用意するものは顔用のカミソリ・シェービングクリーム・タオルだけ!

意外にも簡単にできますので、
ぜひお家でトライされてみてください♪

ただしニキビを避けながら、
またニキビの量が多かったり、
炎症を起こしたりしている場合は
落ち着いた頃合を見計らっての実践をおすすめします。

正しいお肌の産毛処理で、
ツルンとニキビに強く滑らかな
お肌を手に入れてくださいね♪